第15巻3640番歌はこちらにまとめました。
第15巻 3640番歌
巻 | 第15巻 |
歌番号 | 3640番歌 |
作者 | 作者不詳 |
題詞 | 熊毛浦舶泊之夜作歌四首 |
原文 | 美夜故邊尓 由可牟船毛我 可里許母能 美太礼弖於毛布 許登都ん夜良牟 |
訓読 | 都辺に行かむ船もが刈り薦の乱れて思ふ言告げやらむ |
かな | みやこへに ゆかむふねもが かりこもの みだれておもふ ことつげやらむ |
英語(ローマ字) | MIYAKOHENI YUKAMUFUNEMOGA KARIKOMONO MIDARETEOMOFU KOTOTSUGEYARAMU |
訳 | 都の方向に向かう船があったらなあ。刈り取った薦(こも)のように乱れたこの思いを妻に言付けしようものを。 |
左注 | 右一首羽栗 |
校異 | – |
用語 | 遣新羅使、天平8年、年紀、羽栗、枕詞、山口、上関町、望郷、羈旅 |